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Eco-Drive CONCEPT MODEL デザイナーインタビュー

Eco-Drive Watches Design for the Future エコ・ドライブウオッチ デザインの可能性

2010年10月29日から11月3日まで開催されたTokyo Designers Week 2010。
今年イベントに初参加を果たしたシチズンは、会場となったCITIZEN DESIGN STUDIOに
エコ・ドライブウオッチのコンセプトモデルを展示しました。
ここでは、当日、会場内で放映された各コンセプトモデルのデザイナーインタビュー動画をご紹介します。

そこから見えるのは、シチズンが提案する新しい時計のカタチ、そしてデザインの可能性。
それぞれのモデルを手がけた5人が、デザインに込めた想いを語ります。

インタビュー動画

「エコ・ドライブ ウオッチ-デザインの可能性」デザイナーインタビュー(全編)

■チャプター呼出再生
各デザイナーの名前をクリックすると、該当するインタビューの頭から再生されます。

Eco-Drive DOME - 御園 昭二 -

Eco-Drive DOME - 御園 昭二 -
―まず今回のモデルのデザインコンセプトを教えてください。
今回のモデルでは、身に着ける人が光のクリーンエネルギーを実感できるような時計をデザインしたいと考えました。
シチズンのエコ・ドライブは、「光は誰にでも何処にでも降り注ぐクリーンエネルギー」という考え方から生まれたものです。
その考えをもとに、地球=globeというものをイメージして、エネルギーが秘められている球体のようなものを、張りのあるドーム状のデザインで表現してみようと考えました。
―Eco-Drive DOMEのデザインの特徴は?
エコ・ドライブは文字盤から透過した光でエネルギーを発生しますから、ダイヤル、文字盤を含めて、動力部としてデザインしました。
そのため、かなりの多層構造の時計になっています。
―デザインにはどのような想いが込められているのですか?
この時計は近未来的なイメージではありますが、根底にあったのは<日本から発信する時計>であることでした。
プロダクトや車といった、海外の人が感じる最先端の日本をこの時計で表現したかったんです。
―御園さんにとって、「エコ・ドライブ」とは?
エコ・ドライブのデザインとは、常に新しく、常に先に行くもの。そう信じています。

Eco-Drive RING - ベンジャミン・チャン -

Eco-Drive RING - ベンジャミン・チャン -
―今回のデザインコンセプトを教えてください。
私のコンセプトはエコ・ドライブの技術を通じて光の美しさをわかってもらいたいということでした。Eco-Drive RINGは、上から見たときはとてもシンプルなレイアウトの時計です。
―ただ、よく見ると非常に作り込まれたデザインになっていますよね?
はい。このモデルの主な特徴は斜めから見たときの見え方にあります。ソーラーセルパネルを時計本体の周りに配置して、その周りをクリスタルのリングが囲んでいます。
もっと細部に目を向けて見ると彫刻的なディテールが施されています。
また、時刻を示す時字は上面から見ると単純な形状ですが、横から見ると三次元の数字が浮かび上がってきます。
―次はどのようなデザインを考えていますか?
今回のプロジェクトの経験を活かし、今後も時計デザインの限界に挑戦したいと思います。

Eco-Drive VITRO - 井上 英樹 -

Eco-Drive VITRO - 井上 英樹 -
―Eco-Drive VITROの特徴を教えてください。
このモデルは、エコ・ドライブの技術のひとつである「ガラスソーラー」を採用しています。リューズを省いたデザインにすることで新しい時計の形を表現したかったんです。
―その結果、非常にシンプルなデザインに仕上がっていますね。
そうですね。凹凸のないシンプルなケース形状であることに加えて、ステンレス素材に白の塗装を施すことで、よりクリアーなイメージを表現しました。
―このケースのアイデアはどのようなきっかけで生まれたのですか?
時計の概念を取っ払って、何か新しいものを作りたいというのが発想の原点です。
ガラスソーラーのクリアー感を最大限に活かすことで、内と外の境界がない、いわば日本の縁側のような世界観を表現できるのではと考えたことで、チューブ状のケースにたどり着きました。
―Eco-Drive VITROを、どんな風に身に着けてもらいたいですか?
時計は、人間が唯一、身に着ける機械と言われています。Eco-Drive VITROが、身に着けた人の気持ちや気分を切り替えるスイッチみたいになると嬉しいですね。
この先、もっと魅力的で美しい時計を世の中にだしていければと思います。

Eco-Drive EYES - 漆崎 和平 -

Eco-Drive EYES - 漆崎 和平 -
―まず最初に、名前の由来から教えてください。
Eco-Drive EYESの"EYES"には、明敏だったり、澄んだ目だったり、先を見通す目という意味を込めています。
シチズンが打ち出す未来のコンセプトという想いから名付けました。
―今回のモデルのデザインコンセプトは?
今回のモデルをデザインするにあたって考えたのは、光そのものを表現すること、つまり光の可視化でした。
その結果、生まれたのが<光と影>というコンセプトです。
次に、時間との関係性を持たせるためにイメージしたのは、遺跡やストーンヘンジ、日時計といった影を落とすための巨大な建造物でした。
―Eco-Drive EYESの特徴を教えてください。
降り注ぐ光を余すことなく吸収するというイメージを表現するため、ぎりぎりまでガラスを広げています。
植物園のドームのように、全方向から光を吸収して、エネルギーに変える。そのイメージをデザインに落とし込みました。
文字盤は外側がお椀のようにわん曲していますが、それはガラスから入った光をため込む、白磁の器のようなものを表現しています。
―漆崎さんが考えるエコ・ドライブ ウオッチとは?
エコ・ドライブという技術を、頭ではなく心で感じられる。そんなデザインの時計を作っていきたいですね。

Eco-Drive LOOP - 吉田 麻里恵 -

Eco-Drive LOOP - 吉田 麻里恵 -
―Eco-Drive LOOPのデザインコンセプトを教えてください。
エコ・ドライブを使ったコンセプトモデルということで、まず光を意識しようと考えました。
ちょうど木の光合成のように、光を受けて、そのエネルギーが循環していく様を時計のなかに持ち込みたかったんです。
―そのイメージを、具体的にはどのように表現したのでしょうか?
エネルギーの循環を“LOOP”という言葉に置き換えて、時計のなかにたくさんのループ形状を持ち込むことで、より力強い造形にしたいと考えたのですが、そのとき思い出したのが高校生の頃に天体望遠鏡で見た土星です。
土星が持つ精密な美しさや浮遊感、神秘性といったものが、Eco-Drive LOOPのデザインの源になっています。
―デザインの特徴を教えてください。
特徴的な部分は秒針がループ状になっている点です。
Eco-Drive LOOPの秒針は表からも裏からも見えるため、両面を磨いて、さらにそれを綺麗な弧に曲げることは非常に高い技術が必要でしたが、試行錯誤を繰り返して、なんとか作ることができました。
またケースの内側にあたる見返しという部分を鏡面にすることで、48面カットのきらきらした装飾や秒針の先端が映り込み、光が流れて動くような、新しい世界観を作り出せたと思います。
―Eco-Drive LOOPのデザインは、どのような体験でしたか?
今回のデザインは自分自身とても楽しく仕事ができたんです。
自分が、そして時計を身に着けてくれる方がワクワクするような物作りをこれからも続けていきたいですね。

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